早期リタイアを夢見るサラリーマン投資家

妻子持ち 地方在住の意識低い系サラリーマンが早期リタイアを目指して頑張ってます

早期(セミ)リタイア時期について考える

さてシリーズ的に更新してきた早期リタイア時期を考える件ですが、諸々の仮定と試算により情報整理が完了しましたのでいよいよリタイア時期の検討です。

具体的な時期の検討に入る前にちょっと自分の考え方を再整理、早期リタイアは目的ではなく手段のつもり、体の自由が利くうちに時間的余裕を手に入れて旅に出たりいろんな経験をしたいと思ってます。

なので倹約ギリギリリタイアではなくちょっと余裕のある生活水準でここまで試算してきたつもり。

リタイア時期を決める要因は二つ

親としての責任と金銭的余裕

と以前は書いてましたが、親としての責任についての考え方がちょっと変化してきています。以前は仮に金銭的な余裕があっても子どもが働きだすまでは『背中を見せる』意味でちゃんと働いていなきゃ的な考え方だったのですが、最近はそこにこだわる必要はないのかなと思い始めてます。

長期的な視点に立って自分の人生を組み立てた結果早期リタイアするならそういう生き方を見せたって別にいいじゃないかと思ってます。

ただもちろん親の責任として子どもの学びたいという意思はかなえてやりたいし、借金(奨学金)を背負わせて社会に出すような形にはしたくないという風には考えてます。

ただその部分は結局金銭的余裕に帰結することになると思いますので早期リタイア時期の検討は単純に金銭的余裕を検討すればいいだけかなといことになりそうです。(必要資産の計算時に教育費も考慮しているので)

さぁそれでは数字遊びの完結編いってみましょう。

リタイア期間に必要な資産額・・・A

セミリタイア期間に必要な資産額・・・B

退職金試算額・・・C

 A+B-C=退職時までに蓄えておくべき資産額

という計算になります。

リタイア年齢 A B C 退職時
必要額
50 3641 7150 2390 8401
53 3149 5650 2960 5839
55 2875 4700 3190 4385
57 2547 3900 3420 3027
60 2109 3050 3670 1489

表じゃ見づらいのでグラフにもしてみた。

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退職金を除いて60歳で1500万円・・・これはトラブルがなければ楽勝

57歳で3027万円・・・これもまぁ普通にいけばいけるかなぁ

55歳で4385万円・・・この辺からきつくなるか

という風に感じてしまいますが、とりあえず上のグラフに現状の純金融資産額とここ数年の資産増加額の傾向から予想線図を引いてみましょう。

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赤が必要資産額、青が資産予想額です、青が赤を上回れば金銭的にはセミリタイア可能ということになりますが。上で直感的に感じたとおりの55歳ではまだ足りないけど57では結構余裕という結果になりました。

ちなみに50代前半で資産の伸びが鈍るのは子ども二人が大学&大学院在学で重なる期間でイメージなんとか資産を減らさずに乗り切れれば御の字という時期になると想定してます。

というわけで現時点での計画(とらぬ狸の皮算用)では

56歳でのセミリタイアを目指したいと思います。

56歳が早期と言えるかですが、おそらく60~65歳の間に定年を迎えその後70歳まで何らかの労働をするのが標準になっている世の中を想定しておりますのでその中での56歳なら早期と言っていいのではないかなと自分に言い聞かせております。

また自分の目的である体の自由が利くうちにという意味でも50代ならまだそこそこ元気じゃないかなと思ってますので、そういう意味でも56歳なら御の字です。

というわけで早期(セミ)リタイアまであと15年・・・。