早期リタイアを夢見るサラリーマン投資家

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年金収入を試算する 早期(セミ)リタイア時期を考えるシリーズ2022年版 その4

こんばんは

というわけで絶賛飛び石連載中の早期(セミ)リタイア時期を考えるシリーズ2022年版 その4と題しまして、

2.リタイア後の収入を試算する

時期を分けたり、収入の種類を分けたりしながらそれぞれ試算する必要がありますがまずは本記事では年金収入を試算してみようかと思います。

以前にも確認してますが、改めてねんきんネットで確認してみました。今後の計画を調整するにあたってパターン分けが必要になってきますが、まずはボタン一つで計算できる60歳まで現職・現収入継続で65歳から受け取りの試算をしてみたところ

月額156,598円ということで2年前の試算とほぼ変化なしでしたので以降は2年前の記事をコピペでお送りしようと思います。

試算した条件は5種類

60歳まで現職継続、57歳まで,55歳まで,53歳まで,50歳まで

でそれぞれ試算してみました。

・どれも標準報酬月額と賞与額は現在実績が退職まで継続と仮定

・50~57までで退職する場合は退職後60まで国民年金を通常納付で設定

・繰り上げ、繰り下げ受給はせずに65歳から受給開始

リタイア年齢を調整して試算した結果を一覧表にしてみました。(単位万円)

リタイア年齢 月額 内厚生年金 内基礎年金 年額
60 15.7 9.2 6.5 188.4
57 14.9 8.4 6.5 178.8
55 14.3 7.8 6.5 171.6
53 13.8 7.3 6.5 165.6
50 12.9 6.4 6.5 154.8

リタイア後も国民年金は免除なしで設定しているので基礎年金は変化なし、収入は一定で年数だけ変えてるので厚生年金部分だけリニアに変化するというまぁ当たり前の結果が見えました。
あくまで現状の制度での試算結果ですが60まで働けば(働きたくないでござるが)65歳から年間188万円あまりの年金をいただけるとのことです。

リタイア年齢を早めた場合1年あたり約3.4万円年金受給額が下がるようですが思ったより減り幅が小さいなという印象です。

さてここまでは現状の制度に則って個人としての受給額を確認してみましたの結果です。

ここから先は数字遊び、早期リタイアの検討ネタとして今後の社会情勢の変化を考慮しつつ、世帯での金額を概算してみようかと思います。

かみさんの方はねんきんネットに登録していないのでざっくり検討、正規フルタイムで働いているのでそんなに変わるとは思いませんが、育休とか短時間勤務とかで多少稼ぎが下がっている時期もあるので自分の0.9掛けと仮定。(リタイア時期は一緒とする)

社会情勢の変化としておそらく支給年齢があがり支給額は下がる方向だろうと見込んで現状の試算値の0.8掛けが70歳から支給されると仮定。

上記仮定で見積もると下の一覧表の通りです。(単位万円)

リタイア年齢 世帯年額
60 286.4
57 271.8
55 260.8
53 251.7
50 235.3

70歳から年間235万~286万程度は年金が受け取れるのじゃないかと概算してみました。

とりあえず早期リタイア時期検討の一材料としてこの数字を使おうかと思います。

というわけで前回の試算をそのまま使用ということでかなり手抜きのリタイア時期を考えるシリーズ2022年版 その4でした。

次の検討は退職金の試算にしようかと思いますが・・・、これも前回踏襲で行けるかなぁ、とも思いつつ飛び石連載次回へ続く。