こんにちは、早期リタイア検討シリーズの第5弾
必要資産額算出のその2です。
セミリタイア期間(退職から70歳まで)の期間の必要資産額を算出してみようと思います。(かなり数字遊びです)
前回記事で70歳以降の必要資産額は比較的単純な引き算と掛け算と足し算で算出できましたが、
今回算出するセミリタイア期間はちょっと面倒だなと思ってます。
どれぐらい余裕ある生活を見込むか、どれぐらいの収入を見込むか、どの程度の資産運用利回りを見込むか、さらに子どもの教育費はいつまでいくら見込むか諸々の設定次第でいくらでも金額が変わってきますが、その辺を一つ一つ仮定して(これまでの各種試算もいろんな仮定の上ですが)リタイア年齢ごとに計算してみようかと思います。
では仮定を一つずつ
・教育費一人あたり150万/年、二人ともマスターまで進学、浪人/留年は考慮しない
・生活費はリタイア直後は年額460万円、定率引き出しで徐々に減額、年額360万を下回る場合は定額引き出しに変更する。(リタイア時期+20万は余裕を見る)
・運用利回りは、リタイア時期用資産を別枠で確保したうえで残りの資産残高の1%とする(資産の3分の1をリスク資産に回して3%の利回りを想定)
・収入見込み・・・、これが一番悩ましい、youtubeとかblogで稼ぐというのがはたして20年後もありうるのか?まぁプラットフォームが変わってもなんらか情報発信をもとに稼ぐ手段というのはあるのではなかろうか?とか
最悪そういうものがうまくいかなくなったとして気楽な範囲でバイトしたとして年間いくらぐらいが妥当かな?
とかとかいろいろ思いめぐらすところですが、今のところはエイヤーで年間60万円(月5万円)で設定してみましょう。
さぁ、ここまでで条件設定はできたので後はエクセル君で計算です。
それでは計算結果どんっ。
リタイア年齢 | 必要資産額 |
60 | 3050 |
57 | 3900 |
55 | 4700 |
53 | 5650 |
50 | 7150 |
(単位万円)
あくまで70歳までのセミリタイア期間で必要になる金額で、これプラス70歳以降のリタイア期間の必要資産額が加算された金額を退職までの期間+退職金で準備する必要があります。
ちなみにこの計算に基づいた各年の使える生活費と資産額の減っていき方はそれぞれ下記のグラフのようになります。
棒グラフが資産額(70歳以降は別枠で確保済み)で右軸、折れ線グラフが各年の生活費で左軸です。
どの試算でも余裕のある生活ができるのは最初数年ですぐに年間360万円生活に突入していってしまう感じになりました。今回の試算条件だとまぁ致し方ないのかなぁ。
以上、本日はここまで次回は必要資産額と退職金資産額の差額から現役時に貯めとかねばならない金額を算出して、いよいよ早期退職年齢の見通しづけを行います。
ーーー以下グラフです
リタイア年齢50歳
リタイア年齢53歳
リタイア年齢55歳
リタイア年齢57歳
リタイア年齢60歳