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繰り上げ返済、期間短縮か返済額軽減かの選択、我が家の場合

こんばんは、

最近は1個記事を書くとなんとなくそのシリーズものをその後投稿する感じの流れになっておりますが、そんな感じで住宅ローンシリーズです。

『期間短縮』と『返済額軽減』で金利負担が変わるのか変わらないのか

semiretirement.hatenadiary.jp

先日の記事では月々の支払いが千円台になるまで返済額軽減で繰り上げ返済をするというかなり極端な事例で計算しましたが、実際こんなことをする人はいないでしょう。

じゃぁ実際どんな繰り上げ返済を他の人はしてるのだろうという興味を持たれた方に(いないか?)我が家の事例を公開してみましょう。

ただし縦軸は数字が入ってないのでなんとなく雰囲気で感じてください。

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黒が住宅ローン残高、赤が月々の返済額の推移です。

現在11年目に突入、一応丸15年で完済を目指して今後の計画まで反映したグラフになってます。

詳細を表にしてみましょう。

  時期 繰り上げ返済
種別
期間短縮幅 返済額軽減率
(当初比)
保証料戻り
1年2ヶ月後 軽減 - 12.8% 8.3万
2年3ヶ月後 軽減 - 19.6% 4.2万
3年7ヶ月後 軽減 - 27.8% 4.3万
4年7ヶ月後 短縮 4年6ヶ月 27.8% 6.1万
6年3ヶ月後 軽減 - 34.9% 2.2万
7年3ヶ月後 短縮 3年 34.9% 2.9万
8年3ヶ月後 短縮 3年 34.9% 2.6万
9年3ヶ月後 軽減    47.3% 1.4万
金利再選択5年固定 45.7% -
10年3ヶ月後 短縮 4年 45.7% 1.9万
11年3ヶ月後 短縮 2年10ヶ月 45.7%  
12年3ヶ月後 短縮 2年8ヶ月 45.7%  

それぞれの時に何を考えてその選択をしたか、覚えてる範囲で記載してみますと、

①~③とにかく月々の固定費を減らしたくて返済額軽減を選択

④当初の4分の3以下まで月々の返済額が減ったので期間短縮に切り替え

⑤職場の方針変更で残業規制がかかり収入が減る方向になったので再び固定費を減らすために返済額軽減を選択

⑥,⑦当初の3分の2以下まで月々の返済額が減ったので期間短縮に切り替え

⑧10年での金利再選択時の金利上昇に備えもう一段支払額を下げておこうと思い返済額軽減を選択

⑨10年経過で次は5年固定を選択

⑩思ったより金利が上がらなかったので再び期間短縮を選択

⑪,⑫は今後の予定、月々の支払いは十分下がってるので今後は期間短縮を選択して15年完済を目指す。

上記のような感じで選んできました。

ちなみに余談ですが、保証料前払い方式だったので、繰り上げ返済をするごとに保証料が戻ってきております。当初65万ほど払い込んでいたものが半分以上戻ってきてます。最初にこの保証料が戻ってきたときは完全にそんなものがあるとは考えていなかったので予定外の繰り上げ返済効果があってうれしく思ったことを覚えております。

細かい計算式は把握してませんが、繰り上げが早いほど・金額が大きいほど戻り保証料が大きいのは当然として、おそらく期間短縮の方が保証料の戻りが多いような気がしてます。明確に口座分けしてとってあるわけではありませんが、この戻り保証料も次の繰り上げ用の資金にまわしているつもりです。

改めて見てみると当初は『返済額軽減』を選択していて、途中から『期間短縮』を選択しつつも、状況に応じて『返済額軽減』も選んでいるということで、まさしく臨機応変にやってるのかなと自画自賛。まぁ性格的になるべく借金は早く返してしまいたいという思いと同時に不測の事態に備えて月々の固定費は下げておきたいというわがままな要求をバランスした結果どっちつかずになっているといううわさもありますが・・・。

そしてその不測の事態がやってくるかもしれない不穏な空気感の今日この頃ですが、予定通り順調にいけばあと5年弱でローン完済、予定通りいかなそうならまた計画を練り直そうと思います。

以上、『期間短縮』か『返済額軽減』か我が家の場合のこれまでとこれからでした。