こんばんは、久々に早期リタイアカテゴリーの記事更新です。
表題の通り『ねんきんネット』で将来の年金額を試算してみました。
なぜ急にそんなことをしてみたかと言うと前回下記の記事を書いてから4年以上たって、資産状況とかセミリタイアに対する考え方とかとか色々変わってきているので改めてリタイア時期について考えてみようかと思った次第です。
そんなわけで手始めに年金額の見積もりからしてみようかというわけです。
試算した条件は5種類
60歳まで現職継続、57歳まで,55歳まで,53歳まで,50歳まで
でそれぞれ試算してみました。
・どれも標準報酬月額と賞与額は現在実績が退職まで継続と仮定
・50~57までで退職する場合は退職後60まで国民年金を通常納付で設定
・繰り上げ、繰り下げ受給はせずに65歳から受給開始
ちなみに60歳まで現職・現収入継続で65歳から受け取りの試算はログインしてクリック3回で試算終了、さらにもうワンクリックで下記のような詳細結果を確認できます。
リタイア年齢を調整して試算した結果を一覧表にしてみました。(単位万円)
リタイア年齢 | 月額 | 内厚生年金 | 内基礎年金 | 年額 |
60 | 15.7 | 9.2 | 6.5 | 188.4 |
57 | 14.9 | 8.4 | 6.5 | 178.8 |
55 | 14.3 | 7.8 | 6.5 | 171.6 |
53 | 13.8 | 7.3 | 6.5 | 165.6 |
50 | 12.9 | 6.4 | 6.5 | 154.8 |
リタイア後も国民年金は免除なしで設定しているので基礎年金は変化なし、収入は一定で年数だけ変えてるので厚生年金部分だけリニアに変化するというまぁ当たり前の結果が見えました。
あくまで現状の制度での試算結果ですが60まで働けば(働きたくないでござるが)65歳から年間188万円あまりの年金をいただけるとのことです。
リタイア年齢を早めた場合1年あたり約3.4万円年金受給額が下がるようですが思ったより減り幅が小さいなという印象です。
さてここまでは現状の制度に則って個人としての受給額を確認してみましたの結果です。
ここから先は数字遊び、早期リタイアの検討ネタとして今後の社会情勢の変化を考慮しつつ、世帯での金額を概算してみようかと思います。
かみさんの方はねんきんネットに登録していないのでざっくり検討、正規フルタイムで働いているのでそんなに変わるとは思いませんが、育休とか短時間勤務とかで多少稼ぎが下がっている時期もあるので自分の0.9掛けと仮定。(リタイア時期は一緒とする)
社会情勢の変化としておそらく支給年齢があがり支給額は下がる方向だろうと見込んで現状の試算値の0.8掛けが70歳から支給されると仮定。
上記仮定で見積もると下の一覧表の通りです。(単位万円)
リタイア年齢 | 世帯年額 |
60 | 286.4 |
57 | 271.8 |
55 | 260.8 |
53 | 251.7 |
50 | 235.3 |
70歳から年間235万~286万程度は年金が受け取れるのじゃないかと概算してみました。
とりあえず早期リタイア時期検討の一材料としてこの数字を使おうかと思います。
今宵はこの辺で。