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2023年の電力自給率は32.8%(ちょっと見方を変えると76.6%?)

こんばんは

さてさて2023年の振り返り系記事としてはおそらく最後の1本かなぁということで電力自給率について振り返ってみようかなと。

まいどおなじみほぼタイトルで終了してる記事ではありますが、とりあえず結論を最初に書いておくと、

・一般的な自給率計算

(自家消費量+発電分を蓄電池経由で消費した量)/総消費電力量

で計算すると

32.8%

・売り、買い分も相殺して考えた場合の自給率計算

総発電量/総消費電力量

で計算すると

76.6%

でした。

この先は適当に駄文が続きますので、ご興味のある方は引き続きおつきあいください。

改めまして我が家の2023年の電力自給率についての記事でございます。定期的に省エネチャレンジ関連を記事にしてたり、不定期で電気代とか電力使用量とか蓄電池設定とか記事にしてるけど、ちゃんとまとめた記事って書いたことないなぁと思い立って今回記事を書いている次第でございます。

ではまずは家族構成とか、住居の情報とか、電気関係の設備についてとか基本情報を最初に書いておこうかと思います。

夫婦共働き&小・中学生二人の娘の4人家族ですので平日昼間の電力使用量は少な目な家族構成。

住まいは築14年の木造軸組み2階建て一軒家、オール電化エコキュート&蓄熱暖房あり)。北関東の平野部、夏の最高気温では良く話題になるところの周辺、日照時間も比較的長めの土地のはず。

ソーラーパネル4.6kW、蓄電池4.8kWh設置。

とりあえず基本情報はこんなところで。

それでは電力自給率のお話、冒頭で二種類の計算を記載しておりますが、一般的に家庭の電力自給率というのは

(自家消費量+発電分を蓄電池経由で消費した量)/総消費電力量

で計算するようです。自給自足でどれだけまかなえたかの計算で売電分は自給率に含まれないみたいですね。この計算の場合は蓄電池の使い方を工夫することで多少自給率を上げることができるようです。

実際に計算するときは

(総消費電力量-買電量)/総消費電力量で計算で我が家の2023年の自給率

(7,948-5,342)/7,948=32.8%

でした。一応蓄電池はグリーンモードで蓄電池に空きがある場合は昼間の余剰発電分を蓄電して夕方以降に使うような設定にして、夜間の蓄電量は季節とか天気を見ながら場合によっては夜間電力による蓄電はゼロにするような運用をしてるのですが、それでもやっぱり給湯とか冬場の蓄熱とかで夜間電力の使用量がそれなりに大きくなってしまうので自給率としては30%ちょっととなっております。

この数字を引き上げるには、夜間電力による蓄電を基本ゼロにするとか、昼間にエコキュートによる沸き増しを積極的に使うとかも一つの手ではありますが、非常用電源としての蓄電池の存在意義とか、単価の差による経済的な得失とか、普段の生活の利便性とかを考えるとまぁそこまでしなくてもいいかなぁと今のところは思っております。いっそのこと蓄電池サイズを倍にしておけばその辺の犠牲を最小限にしつつ両立可能だったような気もしてますが、まぁ導入時のコストを考えて今の4.8kWhになってるわけで・・・。

ちなみに季節ごとで見れば春から秋は比較的自給率高め、冬場はかなり自給率低くなっておりますが、この辺のグラフは次のもう一つの自給率と合わせて後ほど。

というわけでもう一つ、見方を変えた自給率計算

すなわち家庭で消費している電力量とソーラーによる発電量の比を単純に比較してみようかと思います。すなわち余剰で売電した分も自給率に含めてみるという考え方です。

計算式は単純に

総発電量/総消費電力量で我が家の2023年の自給率

6,086/7,948=76.6%

でした。

売電と買電で行き来はあるものの消費している電力を自家発電で賄っている率ということで、広い目で見れば自給率と言ってもいいんじゃないでしょうか?

この見方をしても4分の3強ということで、100%には届いてないようですね。

月ごとに見れば100%越えている月も結構あるんですけど、やっぱり冬場の給湯・暖房需要分がだいぶ賄いきれてないみたいですね。

というわけで前者を自給率A,後者を自給率Bとして2023年の自給率の月ごとの推移をグラフ化してみようかと思います。

改めて年間推移を確認すると自給率Aが一番高いのは7月でした。冷房需要で結構電気使ってるかなと思うのですが、ソーラーで直接賄う分と蓄電池経由で賄う分で結構何とかなってるのと、夕方の放電開始も遅くなって結構夜遅くまで発電をためた蓄電池分で賄えてるのかもしれませんね、そして何より夏場は夜間の給湯分の電力消費も外気温が高い分少なくて済んでるのも結構効いてるのかも。

一方で売電まで含めた自給率Bで見るとやっぱり春・秋が総じて消費電力量も少ないし、天候的に発電量も大きくなるしということで、5,6,10月が120%近くの自給率となっております。

そんな感じで我が家の電力自給率2023振り返りでした。

数字遊びにお付き合いいただきありがとうございました。

ちなみに今回改めて過去10数年分の自給率を全て計算してみたのでそのうち気が向いたらその辺も記事にしてみるかも・・・。